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心理分析に必要な姿勢(2)

カウンセリングはクライエントから発せられる言語・非言語の表現を聞くことから始まります。カウンセラーからクライエントへ向けても同様です。放送大学「心理カウンセリング序説」(‘21)より表現のレベルを発達段階も含めて解説してくれていています。2007 伊藤良子さんの「表現の位相についてのモデル図」とSternさんの「自己感の発達モデル」です。この二つをカウンセラー視点の「聴く表現」と合わせて図にしてみました。

例えば、身体レベルの表現は相手を意識して顔が赤くなり、行動レベルは目をそらし、感情レベルで苦い顔、イメージレベル・象徴レベルの内容を、言語レベルで言葉に変換して発し「お恥ずかしい…」、ナラティブではさらに語りにストーリー性を持たせ「今日は朝寝坊して、お化粧してないんです~」なんて理解しました。傾聴とは、その幅広い表現を受け止めることかもしれません。

ゴロワーズ

場合によったら面談が終わった後のクライエントの帰り姿とかも大事な情報かもしれませんね。

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