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四つの<物語>で学ぶ(19)

「サビカス キャリア構成理論 四つの〈物語〉で学ぶキャリアの形成と発達」の第1章の、自己を体系立てるアクターのパートの最後のロールモデルです。

Bunさん、ご担当になります。下図の統合マトリックの赤の破線の辺りです。

目次

自己を体系立てるアクター(後半)

●ロールモデル(RM)(p42-43)2026/08/11FS担当分

・個人は自己の発達課題を解決できて、自身の心理ニーズを満たすことができるロールモデルを見付ける→RMの行動を模倣し、その特徴を取り入れて自己のパーソナリティの一部とする。
・親のガイド指針は既に(意図せず)取り込まれているが、それとは対照的にRMはこうなりたいという願望を表し自分自身の意図により同化する。
・ガイドは全体として内面化されるのに対し、RMはアイデンティティの一部として取り込まれる。
・親からの影響とRMからの影響であるアイデンティティの断片をまとまりある心理社会アイデンティティとして統合する。
・個人はアクターとして、対人関係の視点となる愛着スキーマを形成し、社会での役割を果たすための気質戦略を持ち、発達課題を解決するRMを得て模倣し、幼児期を脱して成長して行く。
・カウンセリングを行う際、カウンセラーはガイド指針とRMについて質問することで、アクターの特徴を理解することが出来る。
・(親の)ガイド指針は、愛着スキーマを理解し、他者との関係の取り方を知る参考となる。ガイド指針について知るためには、両親それぞれが最もよく使う言葉を3つずつ答えてもらうと良い。
・アクターとして自己構成について質問する場合、3人のRMの特徴を教えてもらうと良い。
・個人の特徴は、社交性と順応性=対人関係志向(外向的/内向的)と社会適応(受容的/懐疑的)のマトリクスへの位置付けで整理することが出来る。

●気質による戦略(p38-41)前の投稿の別途再掲です

人は、愛着スキーマに従って(仕事や社会における役割などの)気質戦略を形成する。
・その個人は、日頃の行動によって様々な評判を形成する。(他者から評価される)
・CCTは自己をアクターとみなし、社会での一般的行動を(ゴフの)気質テンプレートで説明する。
・同テンプレートは、根底の概念モデルである主体性と共同性という軸他者との関わり方調整を説明する。また、規範調整による対応機能を、受け入れるか疑うかという軸で説明する。
・従って、ゴフのパーソナリティ立方体分類では、4つの基本気質が生じる。
・第一のベクトルを対人関係志向と呼び、対極を外交的/内向的とした。
・第二のベクトルを共同性志向とよび、対極を社会的規範受容型/規範不信型とした。
➡ 個人は4つの気質タイプのいずれかに大別される、とする。

Alpha(アルファ型): 外向的/規範受容、安心、野心的、進取的、リーダーシップ。
 愛着スキーマ源泉=安心×自律
Beta(ベータ型): 内向的/規範受容、捉われる、控えめ、責任感、真面目、協調性。
 愛着スキーマ源泉=不安×アンビバレント
Gamma(ガンマ型): 外向的/規範不信、避ける、冒険心、衝動的、不適合、反体制。
 愛着スキーマ源泉=回避×拒絶
Delta(デルタ型): 内向的/規範不信、恐れる、臆病、引込み思案、受動的。
 愛着スキーマ源泉=恐怖×無秩序
・愛着スキーマと気質戦略は、個人が基本的な感情的、社会的、キャリアニーズをどのように満たそうとするかを条件付ける。

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