ゴロワーズ– Author –
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ロジャーズの変容(終)
今回のロジャーズの変容シリーズも、最後に日本に入りその像がどう変容したかを紹介して締めたいと思います。当時米国の最先端の理論であったロジャーズの非指示的技法が日本に伝えられると、全国的に広まり1965年の調査では来談者中心療法を主に行ってい... -
ロジャーズの変容(3)
前の(2)で、1951年に”Client-Centered Therapy : Its Current Practice, Implications and Theory”で「来談者中心療法(client-centered therapy)」、1957年に”The necessary and sufficient conditions of therapeutic personality change “の中で、... -
ロジャーズの変容(2)
前回まで、ロジャーズは虐待を受けた児童の臨床にかかわる中で、フロイト派の問題を探り出して解釈して介入するというカウンセリング手法に疑念を抱き、オットー・ランクの「人間は生れ落ちて母体を離れたときから、その不安と孤独を何とかしようとひたむ... -
ロジャーズの変容(1)
少なくとも日本でカウンセリングの理論家と言えば思い浮かぶのはカール・ロジャーズ(Carl Ransom Rogers:1902-1987)ではないでしょうか。放送大学の「21'心理カウンセリング序説」の中で、多くのカウンセラーが抱くロジャーズ像が本国と異なる日本的変... -
組織開発1ー2(苦痛の訳)
1-1で語った「会議って退屈で苦痛」の訳を、引き続き「中村 和彦 入門 組織開発~活き活きと働ける職場をつくる」を引用しながら考えて見ます。下記のようなテーマ毎で掻い摘んでになります。 組織における人間的側面のマネジメント 失われた10年の課... -
RIASECよりこっち!
サビカス輪読会のキャリア構築インタビューでは2番目の質問の「お気に入りの雑誌、テレビ番組、ウェブサイトを3つ」からクライエントの興味・関心と現在の仕事や活動の環境のタイプの類似性とを確かめます。場合によればここでホランドのRIASECを用いても... -
国家資格キャリアコンサルタント論述試験(第27回)
論述試験JCDA第27回 国家資格キャリアコンサルタントの第27回の逐語を基に、相談者の問題点や今後の展開をイメージできるように少しですが構造的な視点でまとめてみました。 戻り -
キャラクターアークのミニゲーム
今参加している組織開発の講座は対話型で受容性の高い場を提供いただいていています。そこで毎回最初に受講生が2名づつアイスブレイクを担当することになっており、自分の番が来ました。どうもビジネス系に用意されたアイスブレイクネタはピンと来ません... -
大学時代どうしようかな?
先日「ずっと金の糸」も40回目を迎えました。至らないこともありますが、9グループで4つ大学時代卒業を迎えることが出来ました。 でもある時何人かの方からこんな言葉を頂きました。 私高卒なんですが、大学時代どうしようかな? このゲームは「最近のマイ...