キャリアカウンセリング– category –
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カラーライフラインチャート(講座メモ3)
講座も3日目で、次のワークのライフラインチャートを説明をしました。こんなチャートですよね。 その講義の後で残った生徒さんの質問にひらめきました。その質問とは「ライフラインチャートは一本で書きますが、家族との生活と仕事の良しあしがそれぞれ大... -
カウンセラーにも自己理解(講座メモ2)
前の講座メモ1で紹介した技法とロープレ演習を学んだあとに、キャリアコンサルタント自身の自己理解のワークを行う予定です。 ところで、なぜクライエントではなくカウンセラーにも自己理解が必要なのかを考えてみます。 前の講座メモ1で触れたようにカー... -
技法の前に(講座メモ1)
先日から養成講座の講師を担当することになり、準備で用意された説明資料を読み上げると何かが足りていない気がしました。それはカウンセリングの第一歩のロールプレイ演習を始める前の説明として、カール・ロジャーズの積極的傾聴からアレン・E・アイビー... -
ロジャーズ先生を伺い知る
オンラインキャリアらぼのキャリア原書の輪読会では、カール・ロジャーズ先生の「Significant Aspects Of Client-Centered Therapy 」(クライアント中心療法の重要な側面) を現在輪読中です。今お世話になっている養成講座の代表がキャリアカウンセ... -
クライエントの左に座る理由
これまで経験したロールプレイの面接試験は何れも、受験者のキャリアコンサルタント役はクライエント役の左側に座りました。また両者の位置関係は(\ /)の形に並んだような向きで、また感染症の前は互いの距離を調整する事が行われていました。この辺りの... -
ロジャーズの変容(終)
今回のロジャーズの変容シリーズも、最後に日本に入りその像がどう変容したかを紹介して締めたいと思います。当時米国の最先端の理論であったロジャーズの非指示的技法が日本に伝えられると、全国的に広まり1965年の調査では来談者中心療法を主に行ってい... -
ロジャーズの変容(3)
前の(2)で、1951年に”Client-Centered Therapy : Its Current Practice, Implications and Theory”で「来談者中心療法(client-centered therapy)」、1957年に”The necessary and sufficient conditions of therapeutic personality change “の中で、... -
ロジャーズの変容(2)
前回まで、ロジャーズは虐待を受けた児童の臨床にかかわる中で、フロイト派の問題を探り出して解釈して介入するというカウンセリング手法に疑念を抱き、オットー・ランクの「人間は生れ落ちて母体を離れたときから、その不安と孤独を何とかしようとひたむ... -
ロジャーズの変容(1)
少なくとも日本でカウンセリングの理論家と言えば思い浮かぶのはカール・ロジャーズ(Carl Ransom Rogers:1902-1987)ではないでしょうか。放送大学の「21'心理カウンセリング序説」の中で、多くのカウンセラーが抱くロジャーズ像が本国と異なる日本的変...
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