心理学– category –
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組織開発1(会議って退屈)
会社勤めのころ、会議って退屈でつらかったです。 上意下達のみ、指名されるまで皆んな、無言で能面のようにノートPCのディスプレイを見ている。 何かうまくいかないときはボトルネックに関わる犯人捜し、そのあとは何故?その時どうしてそうしなかったの... -
感情を式や色で表すと…
感情を「知覚・認知心理学 '23」放送大学テキストを参照しながら、少し科学的視点で見たいと思います。 感情を式で表すと Eysenck と Keane によれば 感情(affect, feeling)= 情動(emotion)+気分(mood) という式で表せるとしてます。 その特徴を... -
因果関係とは?
心理学は心という数値でとらえにくいことを科学で捉える学問だと思いますが、その中で何かの仮説を立証る際は因果関係が重要な判断になります。因果を改めて考えてみようかと思います。 因果 「何かを原因として結果につながること」と読み取れますね。 ... -
心理学(psychology)の始まり(続)
前回の心理学(psychology)の始まりでは、ヴントから始まった実験的に人の心を研究することから生まれた「要素主義」と「内観法」と、それに対する批判によりフロイト、ワトソン、ヴェルトハイマ―らの精神分析、行動主義、ゲシュタルト心理学などが20世紀... -
フロイトいまさら
現代の心理学から見るといまさらフロイト(Sigmund Freud)と思ってしまいますが、何故でしょうか?いまさらカウチで自由連想のスタイルは古めかしいし、後期の性的な観点の固執に対する嫌悪感などかもしれません。最近NHKの100分で名著や放送大学の心理カ... -
心理分析に必要な姿勢(1)
ウィルフレッド・ビオン(Wilfred Ruprecht Bion)はイギリス生まれで医師としての他に精神分析家でもあります。そのきっかけとして「第二次世界大戦ではビオンは戦争神経症の治療を軍部ですることになり、その際にグループワークに携わることになった。こ... -
心理学研究の観点で見ると
ワークショップで最近始めたグループカウンセリング形式のキャリア構築インタビューはカウンセリングとしてどんな位置付け出来るかを考えてみました。カウンセリングのベースとなるのは人の心の理を学ぶ心理学なので、今読んでいる心理学概論を参照してみ... -
心理学(psychology)の始まり
ドイツのヴィルヘルム・ヴントは実験心理学の父と称されています。ライプツィヒ大学で哲学教授として招かれた後に、1879年に世界で初めて実験心理学の研究室を開きました。 ヴントはフェヒナーの精神物理学の影響を受け、実験的に人の心を研究することを目... -
精神物理学(psychophysics)
痛みのような、その人にしかわからない身体感覚は、その程度を人に伝えるのは難しいです。その身体感覚と精神の関係を科学的に捉えようとする試みをドイツのグスタフ・フェヒナーが19世紀に行ない、心理的に感じる感覚の強さと刺激の強さの間に非線形関係...
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