輪読会– category –
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ロジャーズ先生を伺い知る
オンラインキャリアらぼのキャリア原書の輪読会では、カール・ロジャーズ先生の「Significant Aspects Of Client-Centered Therapy 」(クライアント中心療法の重要な側面) を現在輪読中です。今お世話になっている養成講座の代表がキャリアカウンセ... -
原著輪読会を振り返って
スタートは 原点は4人で「ずっと金の糸」を始めたときに、楽しかったところです。何故だろうと理由を知りたくてベースとなるナラティブカウンセリングのサビカスの "Career Construction Counseling Manual "を読み始めたことからです。 実際に読んで... -
モヤおやつ2(ランク、タフト、アレン)
第2弾のロジャーズの”Significant Aspects of Client-Centered Therapy”から湧いたモヤおやつは、2章以降に取り上げる話題として取捨選択の中で廃棄したほうの、「クライアント中心アプローチが生まれたルーツのいくつかについて」というくだりです。 そ... -
モヤおやつ1(今回の本の位置づけ)
オンラインキャリアらぼの原著輪読会の2冊目はリクエストが多かったロジャーズの"Significant Aspects of Client-Centered Therapy"です。始めてみると小冊子ですが思いのほか皆で苦労しています。 そこで湧いたモヤモヤをおやつに一つづつ解いてよりロジ... -
ロジャーズの変容(終)
今回のロジャーズの変容シリーズも、最後に日本に入りその像がどう変容したかを紹介して締めたいと思います。当時米国の最先端の理論であったロジャーズの非指示的技法が日本に伝えられると、全国的に広まり1965年の調査では来談者中心療法を主に行ってい... -
ロジャーズの変容(3)
前の(2)で、1951年に”Client-Centered Therapy : Its Current Practice, Implications and Theory”で「来談者中心療法(client-centered therapy)」、1957年に”The necessary and sufficient conditions of therapeutic personality change “の中で、... -
ロジャーズの変容(2)
前回まで、ロジャーズは虐待を受けた児童の臨床にかかわる中で、フロイト派の問題を探り出して解釈して介入するというカウンセリング手法に疑念を抱き、オットー・ランクの「人間は生れ落ちて母体を離れたときから、その不安と孤独を何とかしようとひたむ... -
ロジャーズの変容(1)
少なくとも日本でカウンセリングの理論家と言えば思い浮かぶのはカール・ロジャーズ(Carl Ransom Rogers:1902-1987)ではないでしょうか。放送大学の「21'心理カウンセリング序説」の中で、多くのカウンセラーが抱くロジャーズ像が本国と異なる日本的変... -
RIASECよりこっち!
サビカス輪読会のキャリア構築インタビューでは2番目の質問の「お気に入りの雑誌、テレビ番組、ウェブサイトを3つ」からクライエントの興味・関心と現在の仕事や活動の環境のタイプの類似性とを確かめます。場合によればここでホランドのRIASECを用いても...