“Happiness only real when shared” キャリア原書輪読会より 詳細

原著輪読会を振り返って

スタートは

原点は4人で「ずっと金の糸」を始めたときに、楽しかったところです。何故だろうと理由を知りたくてベースとなるナラティブカウンセリングのサビカスの “Career Construction Counseling Manual “を読み始めたことからです。

実際に読んでみると目的の金の糸のようなアプローチそのものは書かれていませんでしたが、サビカス先生の自身のお言葉に加えて引用する幅広い名言に魅了されました。と同時に一人で読んでいくには英語力による理解不足と、最後まで読み切るモチベーション不足に気づきました。そこで、キャリコン仲間に声をかけてみると集まってくれた方々は学びへの渇望の高い素晴らしいメンバーでした。そこでのメンバーの刺激も大きな財産になるとすぐに気づきました。

この最初の一冊に限らず、またチャレンジしたいとワークショップに加えました。以下はワークショップのトップページです。ご興味がわきましたらご連絡ください。一緒に学びましょう!

オンラインキャリアらぼではキャリア理論に関する原著の輪読会を開催しています。分野的には個人を対象とした心理学・カウンセリング理論に限定せず、組織やグループを対象とした組織開発・社会構成理論の分野も考えています。

キャリア理論を原著や翻訳本を読むことはあまり無いと思います。多くの場合、理論を解説した文章により、その考えに間接的に触れることが多いと思います。そこで起きるのは、人により表現が違っていたり、何か説明がしっくりこない事があります。出来ることなら著者の意図を知りたいと、何重ものベールを剥がして作者の直の言葉に触れたくなります。ただ一人で読むには英語力やモチベーションを保つ点で踏み出せません。

そんな時に踏み出す勇気をあたえてくれるのが輪読会です。数人のグループで分担し、集まって順番に読み上げることで、より理解が深まります。特に異なる視点で見ることにより、一歩先の理解が得られる場合があります。何よりも一人で外国の荒野で茫然としているときに、互いの声がけにより励ましあい足を進めるような、きっかけをあたえてくれます。そして最後に1冊の本を読み切ると、仲間とあんなに高かった頂上に立った達成感を味わえます。

対象書籍

  • 心理学・カウンセリング理論
    1. Career Construction Counseling Manual (Savickas) 84page 現在輪読中(終盤戦)
    2. Significant Aspects Of Client-Centered Therapy (Carl Rogers) 20page 現在輪読中(第1章)
    3. Identity: Youth and Crisis (Erik H. Erikson) 336page
    4. Career Counseling A Narrative Approach(Larry Cochran) 151page
      • Write Great Fiction – Plot & Structure(James Scott Bell )240page  1の副読本
      • キャラクターからつくる物語創作再入門 「キャラクターアーク」で読者の心をつかむ(K.M.ワイランド (著), シカ・マッケンジー (翻訳))248page 1の副読本
      • カール・ロジャーズ カウンセリングの原点 (角川選書 649) 462ページ OMさん紹介
      • 放送大学「21’心理カウンセリング序説」2の副読本
  • 組織開発・社会構成理論
    1. Appreciative Inquiry: A Positive Revolution in Change (David L. Cooperrider, Diana Whitney ) 96page
    2. 入門 組織開発~活き活きと働ける職場をつくる~(中村 和彦) 204page 現在輪読中(第1章)
      • NTLハンドブック~組織開発と変革~(改定版)(組織キャリア開発フォーラム) 582page 2の参照本
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