“Happiness only real when shared” キャリア原書輪読会より 詳細

ライフコラージュ(仮称)

オンラインキャリアラボではサビカス先生のキャリア構築インタビューをグループ形式のG_CCIなど様々な応用を行っています。別な視点の展開として、フォトコラージュを使った手法を提案中です。

フォトコラージュ

フォトコラージュ(読み)ふぉとこらーじゅ(その他表記)photo-collage フランス語
写真の特殊技法の一つ。コラージュとは「貼(は)り付ける」を意味し、シュルレアリスムの画家たちは古い本の挿絵などを貼り合わせて、機知的、風刺的なイメージの連動発展を試みている。写真の場合、印刷された二つ以上の切り抜き写真を貼り合わせたり、また印刷絵画との組合せもある。1920年代に試みられ、ドイツのダダイスト、ジョン・ハートフィールドがその代表。フォトモンタージュ技法に包含する考え方もある。今日では、あまり行われなくなった。
コトバンクの日本大百科全書(ニッポニカ)より

ヒントとなる”Career Construction Counseling Manual”

輪読中の”Career Construction Counseling Manual”の中に

If you had a photograph of the most vivid part of that memory, what would it show?
「その記憶の最も鮮明な部分の写真があったら、それは何なんでしょう?」
(Chapter Three CCI Question 5: Early Recollections)

Counselors structure the collage of small stories from the Career Construction Interview to emplot a life portrait.
カウンセラーはキャリア構築インタビューからの小さな物語(ストーリー)のコラージュを構造化し、人生のポートレートを描きます。(Chapter Four)

つまりその言葉の意味のとおりにキャリア構築インタビューから蘇る記憶の鮮明なイメージを写真のようコラージュすることを考えました。例えば、下図のようなナラティブアプローチの説明の小さな物語(ストーリー)を示す白い丸をイメージに置き換える方法です。

すごろく人生ゲーム金の糸の糸で、コマがとまったマスの問いかけで思い出した記憶のイメージをイラストにするとこんな感じです。すこし大きな物語(マクロストーリー)が捉えやすくなりそうです。

その記憶のころの写真があればいいですが、昔のアルバムから適当なものを見つけるも難しいです。そうなると、その記憶をイメージ(絵)に描画し再現できるといいのですが、私自身にはその手の才能は無くて頓挫していました。そこで、再現イメージの描画を生成AIの力を主体的に使うことにしました。

試したのはキャリア構築インタビューの5つの質問で思い起こされた記憶や回答をイメージにしました。(再掲)つまりライフポートレートが可視化されました。

ライフコラージュ

このようにマイクロストーリーをイメージ付きで用意して、自由に並べてそこを貫くラインを自由に色んなマクロストーリー描けたとしたら面白そうです。つまり「同じ小さなストーリーを持っていても、人生の描き方は一つでは無い」という発想です。これをライフコーラジュと名付けました。

例えば、人生すごろく「金の糸」やキャリア構築インタビューで思いだされた記憶や回答を①イメージ化します。次にそこに②タイトル(意味づけ)を付けて見ます。これを合わせたものをカード(ポストイットでも良い)にします。

例えば大きな模造紙にカードを時系列で適当に並べてみます。並べる方向は自由で、もしかすると複数のパスができるかもしれません。それは前にキャラクターアークのMultiArksと呼んだような、その人の人生を表わす複数のパスかも知れません。

未だ素案ですが、これまでラボの「ずっと金の糸」や「G_CCI」に参加された方で、実際に集まって試してみたいと考えています。そこでまた何か新しいアイデアが生まれることを期待しています。

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