目次
導き出された仮説 “The Resulting Hypotheses“
前節の “Some Coments” の中で、ここまでの、6つの条件、”A Relationship(最小限の関係性)””The State of the Client(クライエントの状態)””The Therapist’s Genuineness in the Relation-ship(関係におけるセラピストの純粋性)”Unconditional Positive Regard(無条件の肯定的配慮)”Empathy(共感)””The Client’s Perception of the Therapist(セラピストに対するクライエントの知覚)”に関して、
と述べています。
そして、ここで、
自らの仮説を、このように条件のみを明確な言葉で提示しているのは、他者が検証も反証もしやすくするため。よほどの自信なんですね。
あらためて、導き出された仮説 “The Resulting Hypotheses“は
というものです。
そのうえで、今後の方向性を示すように、現時点では、推測の域を出ないが、第一の条件だけが二者択一的(有り無し)であり、残りの五つの条件は連続的な程度の差になります。その前提から、次のような仮説が検証できると述べています。
それは、
六つの条件すべてが満たされている場合、条件二から六の存在する度合いが高ければ高いほど、クライアントの建設的なパーソナリティ変化はより顕著になる
という仮説です。
他にも、
受容(無条件の肯定的配慮)の度合いが極めて高い(例えば、母親が我が子に向けるような愛情)場合は、共感の度合いは中程度でも十分なのかもしれない。
という仮説もあります。
しかし現時点では、これらの可能性については推測の域を出ない、と述べています。





コメント