これまで経験したロールプレイの面接試験は何れも、受験者のキャリアコンサルタント役はクライエント役の左側に座りました。また両者の位置関係は(\ /)の形に並んだような向きで、また感染症の前は互いの距離を調整する事が行われていました。この辺りの理由を調べてみました。
まず距離については、放送大学「心理カウンセリング序説」を参照しました。

以前行われていた距離の距離の調整の意味が解りました。

私も試験本番で過去の試験の情報を参考にクライエント役の方に「この距離でよいですか?」と椅子を動かそうとしたら、感染症が広がり始めた時期で椅子は固定されていて、試験官に「動かさないように!」といわれ焦った記憶があります。
次に向きです。こちらも同じく「心理カウンセリング序説」を参照しています。


確かに人と話すときは横並びで話した方が話しやすい気がします。
最後の左右の位置関係は「キャリコンどっとみー」さんを参照しました。


この辺りは、意識して左右の表情を見たことはありませんし、人と話すときにどちらを選んでいるかも気にしていませんでした。これから少し意識が変わりそうです。



ところで利き腕や心臓の位置が右左は人により違いますが、それらの関係も調べると面白そうです。
最後に私の受けたあるロールプレイ面接試験におけるキャリアコンサルタント役(受験者)とクライエント役(試験団体)の配置の例を紹介します。


やはり左右の関係は、二人並びながらクライエントの左側にキャリアコンサルタントが座りました。上の図のようにどちらも両者の関係は逆ハの字( \ / )角度を取ります。この時の開いた方向がやや違いますが、何れも受験生のキャリアコンサルタント役が試験官が見えやすい方向にしていると思われます。



「クライエントの左に座る理由」と距離や互いの向きのわけが少しクリアになったでしょうか?
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