今日遂に「オンライン金の糸卒業」グループで、初の「金の糸とCCIの協奏」をスタートしました。まだメンバー1人目のエクサイサイズだけでしたが、他のメンバーには好評で次は自分もやってみたいと声も頂き良い感触でした。
ここでは、今後どのような手順で進めたらよいかの方針が少し見えてきたので報告します。
下図は、左が輪読中のサビカス先生の”Career Construction Counseling Manual”に準拠したCCIを含むカウンセリングプロセスを示しています。右は今回試したオンラインキャリアらぼ提案の「金の糸とCCIの協奏」によるカウンセリングプロセスです。大きな違いは、CCC準拠プロセスはカウンセラー主導のクライエントとカウンセラーによる共同作業ですが、提案プロセスはグループメンバーの一人のファシリテータが手順は提示しますが、予稿作成含め各参加者自身を主体としながらグループメンバーの相互フィードバックで行う作業方法です。
各プロセスを比較するためフローチャートで表すと、
特長を表にすると、
CCI(CCC準拠) | 金の糸とCCIの協奏 | |
目標 | 転機の対処法、ライフテーマの強化 | ← |
転機(キャリア)の振り返り | クライエント(本人)とカウンセラー | 本人+グループフィードバック |
ポートレイト予稿作成 | カウンセラー | 本人 |
共構築・行動計画 | カウンセラーとクライエントによる | 本人+グループフィードバック |
期間 | セッション2回+予稿1週間 | セッション5~9回+予稿1週間 |
まとめてみると、CCCは予稿作成を含めカウンセラーの力量にかなり負うところが多い代わりに、短期間に収束します。一方オンラインキャリアらぼ提案の方法は、本人が主体的ですが、金の糸のグループメンバーとの関係構築とフィードバックに時間をかける分、カウンセリング期間は長くなります。個人的には、金の糸とCCIの協奏は、より主体的に自分の人生を考えられる点と、グループで行うため自己理解に止まらず仲間同士の他者理解も高まることで得られるものが大きいのではと期待してます。
またこれから参加メンバーと十分話しあいながら、実践しながらこのメソッドを成長させたいと思います。
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