キャリア理論を原著や翻訳を読むことはなく、理論を解説した方の文章により間接的に知ることが多いと思います。そこで起きるのは、人により表現が違っていたり何か説明がしっくりいかない事があります。出来ることなら原著を読みたいところですが、モチベーションが続かなかったり、自分の理解が正しいかのフィードバックが無いと思うと一歩踏み出せません。
そんな時に効果的なのが輪読会です。数人のグループで分担して読み解いていき、集まって順番に説明し、周りは質問や感想などを入れていきます。人に話すことで理解が深まったり、わからないところがはっきりします。それを異なる視点で見てもらうことで理解が進む場合があります。
我々の学ぶキャリアの世界でも関わりの多い理論に関して、その理解を深める機会として読んでみたいと思うようになりました。
サビカス輪読会(第4章)
第1セッションでは、Eliciting the Transition Narrative(第2章 転機の物語の聞き出し)と Career Construction Interview(第3章 キャリア構築インタビュー)を実施…
サビカス輪読会(第3章)
第3章はキャリア構築インタビュー(CCI:Career Construction Interview} の章です。 第2章の最後でかかれたようにCCIを実施する準備が出来て、 Counselors begin the i…
サビカス輪読会(第2章の2)
最初のセッションで、カウンセラーが聞き出した転機の物語をどう見たてるかの話に入ります。 Counselors understand the short story, which I call the transition nar…
金の糸とCCIの協奏
オンラインキャリアらぼで始めた金の糸が2チームでゴールを迎えました。そこで得られた「自分らしさ」つまり「金の糸(キャリアテーマ)」を、これからの人生に活用でき…
サビカス輪読会(第2章の1)
第2章に入りました。最初にカウンセリングの各セッションの概要の説明があります。 STEP最初のセッション Counselors devote the first session to eliciting a transit…
サビカス輪読会(第1章の3)
第1章の終盤は、CCCプロセスを進める上で必要なカウンセラーの姿勢や意図性の核心部分である「信頼関係」「振り返り(内省)」「意味付け(センス・メイキング)」を詳…
サビカス輪読会(第1章の2)
次回2回目に向けて第1章の後半に向けて読んでいる途中です。ここからCCCと従来のガイダンスの比較から始まり、CCCのカウンセリングプロセスをさらっと紹介してくれてい…
サビカス輪読会(進め方)
サビカス輪読会の初回にメンバーに提案した案を紹介します。回を重ねる中で皆さんの意見をお聞きしながら修正したいと思います。 会の進め方・訳はそれぞれの方がご自身…
サビカス輪読会(第1章の1)
初回ようやく終えました。参加する皆さんの異なるバックグランドからの様々な視点で、サビカス先生の伝えたいキャリアカウンセラーの姿勢が少し見えてきた気がしていま…
サビカス輪読会(準備)
輪読会の1冊目の“Career Construction Counseling Manual” Mark L. Savickasを読み始めました。 まだ10ページ程度の入り口ですが、かなり魅力的な文章が出てきました。…
原著を読む
キャリア理論は原著や翻訳を読むことはなく、理論を解説した方の文章や記事により間接的に知ることが多いと思います。そこで起きるのは、人により表現が違っていたり何…