第三章から第六章までの四人の生々しい物語を読む前に、第一章の「理論の定義である3つの命題と45の前提及びメタ理論」の部分を少しまとめてみました。まだ理解は十分ではありませんので、逐次アップデートしていきます。
第1章(前)
キャリア構成理論
キャリア構成理論は、個人が出来事の意味を解釈するプロセスと、対人関係プロセスを説明するものです。個人はこれらのプロセスを通して自己を構成(construct)して、仕事の方向性を決め、キャリアの意味を見出します。キャリア構成理論では、個人は社会生活に適応するために、キャリアを構成すると定義します。個人は、社会の中で主体的に行動し、モチベーションを保ちます。また、個人は社会で活動するアクターとして自分の職業適性にマッチした役割を選択し、働くことによって自己を表現します。職業上の発達課題・転職・仕事上のトラブルによって引き起こされる変化に対応しながら、ワークライフに関するキャリアについてのストーリーを何回も書き換えていきます。人は、職業の筋書き(プロット) とテーマを備えているストーリーを書き続けます。職業上の転機が訪れるたびに、そして新しい職務につくたびに、そのストーリーを練り直して改訂していきます。キャリア構成理論(CCT) (Savickas,2002,2013) は、二十一世紀のキャリアについて皆さんが考えるために、キャリアを語る新しい用語を準備して、さまざまな考え方を提供します。CCTは、文化や社会の中で個人がどのようにして自己構成し、キャリア構成をするかを一般的な知識として普及し、広く活用できるようにまとめた理論です。(本文そのまま引用しました。)
以降の説明を図にまとめました。
キャリア構成メタ理論
CCTは、キャリア開発に関するこれまでの知見を帰納的に取り入れ、既存の「経験知識を統合した」もので、理論を体系化する、つまり理論の理論(メタ理論)になります。

メタ理論の構造の各レーヤーをまとめました。
①社会構成主義

②メタ理論プロセスモデル

③メタ理論コンテンツモデル

④自己心理を包括する仕組み


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