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副業始めたんだけど・・・(2)

今年から副業されているまやまやさん、ともさんに前編で「確定申告必要なの?」や「白色申告と青色申告のどっち?」の話をしました。今回は副業したら「個人事業主で開業したほうが良いの?」に少しアプローチして見ます。

ゴロワーズ

すこし個人事業主のメリット・デメリットまとめてみました。

個人事業主開業のメリット・デメリット

開業のメリット
 ◎青色申告が出来る(青色申告承認申請書3/15までに提出、新規開業2か月以内)
 〇屋号名義の口座を開設できる 例:オンラインキャリアらぼ 〇〇(個人名)
 開業手続きに費用がかからない
 個人事業主としての証明になる 例;:インボイスで屋号表記が追加できる(検索用に個人名は出さないで屋号を出せる)
 小規模企業共済に入れる

開業届を提出するデメリット
 ▲雇用保険(例:タイミングにより失業給付がもらえない)を受けられない
 △帳簿管理などの事務負担が増える
 扶養者の保険によっては入れない場合

(参照:https://www.unchi-co.com/kaigyoblog/kigyo_kaigyo/kaigyotodoke_merit_demerit.html)
(参照:https://vs-group.jp/tax/startup/media/avoidance/11773.html)

まやまや

やっぱ失業保険貰えないのは要注意だね!

ゴロワーズ

そうなんです、一方メリットで一番大きいのは青色申告できることだと思います。なので次は青色申告のメリット・デメリットもまとめてみました。

青色申告のメリット・デメリット

青色申告のメリット
◎メリット1.青色申告特別控除 65万(複式簿記+e-Tax)~10万(簡易簿記+紙提出)
◎メリット2.純損失の繰越控除と繰戻し還付 事業所得やで赤字翌年度以降3年間繰り越し可能
◎メリット3.損益通算(事業所得の赤字を他の所得と相殺、雑所得は赤字には出来ないので通算が無い)
〇メリット4.家事関連費の必要経費算入 水道光熱費など必要な部分を経費
◎メリット5.青色事業専従者給与の必要経費算入
〇メリット6.減価償却の特例 取得価格が30万円未満であれば、取得した年に一括で経費に計上
メリット7.貸倒引当金の設定 未回収債権を本年度の所得から減らす
メリット8.棚卸資産の低価法による評価の選択

デメリット1.白色申告よりも事務処理に手間がかかる
デメリット2.会計ソフトや税理士へ依頼は経費が増える
デメリット2.事前の申請が必要

(参照:https://biz.moneyforward.com/tax_return/basic/51257/#i-2)
(参照:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2072.htm

ゴロワーズ

メリット多そうですが、給与所得の所得控除が55万~を考えるとサラリーマンに比べ申告が大変な割にはメリットは小さいです。とは言え白色では節税の手は経費だけなので、その意味での65万控除は大きいです。また大きな事業を始めるときは、その初期投資の赤字を損益通算や純損失の繰り越し控除できるのは青色だけの利点だと思います。

ゴロワーズ

ちょっとした副業であれば、先ずは白色申告で何処まで経費処理できるかを税務署に聞いて確かめながら、経費の効果を体感しながらが良い気がします!

まやまや

そうですね!ちょっとわかってきた気がする。慌てて開業する必要は無さそうですね!

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