アセスメントツールをどう使うか?
- アセスメントが一杯
- 何処で使えるかで分けてみる
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先のアセスメントツール(1)で調べたJILPTが管理するツールは主に公的機関(ハローワーク、大学、職業訓練校等)で使うことができます。一方インターネットで利用できるものは厚労省からjobtag、ハローワークインターネットサービス、マイジョブカード、民間就職エージェントからは多数のツールが提供されています。
- アセスメント実施インタビュー
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キャリアコンサルタントの繋がりで今ハローワーク・職業訓練校・大学キャリアセンターにお勤めの方から各1名づつにインタビューして、実際に使っているツールと教えていただきました。
- 少し絞ると
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インタビュー結果から絞ると、自己理解の棚卸のジョブカード、適職診断のジョブタグ、就職市場を知るにはインターネットハローワークが各就職支援機関でも使われ結果を元に相談されているようです。ただ相談者が十分な職歴のある方には適職診断のようなアセスメントツールよりは、過去の経験の棚卸しが望ましく、職業経験の少ない場合の自己理解の分析や適職相談にはツールも使うことがあるとの話でした。またキャリアインサイトやキャリアシミュレーションプログラムは公的機関のインストール済みPCがあるところや大学の授業等での利用になり。相談者のアクセスできる機関で使えるかどうかサポートがあるかどうかの確認が必要です。また別途企業人事の方の話によると民間のアセスメントツールは流行り廃りがあり、また特徴も大きく異なるため安易に進めるのは避けた方がいいとアドバイスをいただきました。最後に、希望する企業や組織の職場の状況や環境を知るのに有効な「しょくばらぼ」があります。応募を検討している企業と、同業種・同規模等の企業の数値データを比較することができるそうです。こちらも働く場所のイメージを作るのに参考になると思います。
- 何に使えるの?
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相談者の自己理解、職業理解、就職情報、中長期プランニングの理解を高めるためのツールはどれが適当かは、また今後の検討にさせて頂きます。次の図はざっくりとしてイメージです。
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