”Appreciative Inquiry: A Positive Revolution in Change”を読み始めました。冒頭で、アプリシエイティブ・インクワイアリー(Al)は、ミシガン大学のロバート・クイン教授が最近述べたように、「組織開発とチェンジマネジメントの分野においてポジティブな革命を創造すること」とありました。
チェンジマネジメントとは?
組織開発とチェンジマネジメントの何れも、組織の仕組みや体制などのハード面の変革ではなく、組織を構成する人と人のコミュニケーションを主としたソフト面の変革に関するものです。
変革の取り組み方がチェンジマネジメントはトップダウンで組織開発はボトムアップ、下図(坪谷邦生 2020「図解人材マネジメント入門」図解082 p.350に加筆)のような違いがあります。

つまりチェンジマネジメントはGE(ゼネラル・エレクトリック社)に代表される、 エリートのリーダーを養成し、リーダーが指示的に組織開発に取り組むという「リーダー養成型組織開発」に対応し、上図の組織開発は組織内の当事者が主体でチェンジエージェントとして外から介入・支援を行っていく「パートナー型組織開発」に相当しています。

そして本書では「組織開発とチェンジマネジメントの分野においてポジティブな革命を創造すること」の手がかりは、「Alがチェンジマネジメントで得た経験をどのようにひっくり返すかにあります。」と記されています。
中々強い宣言です。キャリアカウンセリングにおける、精神分析療法や特性因子論の指示的なアプローチに対して、非指示的療法を提唱したロジャーズと近い宣言と感じました。今日はここまで・・・

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