オンライン金の糸とサビカス原著の輪読会を開催中♪ 詳細

夢作業とカウンセリング

フロイトの夢判断の話とサビカスのキャリア構築カウンセリングに共通点を感じて、脳内で作業として並べてイメージ化して見ました。
 夢は、「充足願望」へのエネルギーを駆動力として、無意識下の記憶を材料にして、前意識で行われる加工と再構成を行う夢作業を、一部覚醒したノンレム睡眠の中で見る行為だと思います。(下図右)
 一方カウンセリングはカウンセラーとの信頼関係のもとで安心したクライエントが、同じく無意識の記憶の中から忘れられない経験(小さな物語)を呼び起こして、それを語り顕在意識下に取り出すことでカウンセラーと共に眺め、それらに共通した特徴から自分らしさを見つけ、その人にしかない人生の意味付けを行います。そして現在「抱えている問題を乗り越え」将来の方向性を知るカウンセラーとの共同作業と言えるかと思います。(下図左)
 したがってドライビングフォースは「願望充足」と「現在抱えている問題を乗り越え」たい願望と近いもので、記憶に残るイメージやその集合体である忘れられない経験(小さな物語)から、脳内で新たなキャリアストーリー(大きな物語)を生み出すありよう(構造)も似ていると思います。また金の糸はそれをすごろくゲームを通してグループカウンセリング形式で行なっていると理解しました。

 ここでは、夢作業の中で顕在意識下では思い出したくない記憶を呼び起こす悪夢やカウンセリングでも見たくない自分を守る防衛機制による借り物の自己概念などの、さらなる深いテーマは今後の宿題にしたいと思います。
色々なご意見アイデアをお待ちしてます。

2024.4.26 ゴロワーズ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次